安堵した気持ちについて言い表せるのが、「一安心」との言葉です。
しかしこれは状況によっては、安心してばかりもいられません。
一安心の意味や気をつけるところを確かめてみてください。
「一安心」とは?
気にかかることが何もなく心が落ち着いている心理や、一時的に安心感を得ている状況についてを表す言葉です。
「一安心」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
急に壊れたPCを直すことができたり、忙しい仕事が休憩時間により一段落するなどの状況があれば、安堵する気持ちも湧いてくるでしょう。
そのように気にかかる状況がなくなった状況について、「一安心」と言い表すことができます。
話し言葉などに使う時は「それを聞いて」など、何故安心の気持ちを得ているかを示すのが良いです。
そして「一安心しました」とまとめることができるでしょう。
ただし一時的に安心感を得ている意味の場合には、気を付けるところもります。
何故なら一時的ということは、根本的な問題が解決していないことを意味するからです。
完全な安心を得られるよう、改善に取り組んで行くことも必要かも知れません。
「一安心」を使った例文
・『その言葉を聞いて、みんな一安心しました』
・『これが終わったから一安心ですが、また午後から作業が忙しくなりそうです』
「一安心」の類語や言い替え
「安心」は、気がかりなことがなくなり、心が安らかになったことを表します。
「安堵」は、気がかりなことがなくなって安心するとの意味です。
「気が休まる」は、気分が安らかになることを表しています。
「ほっとする」は、安心して一息ついたり、胸をなでおろすことです。
「胸をなでおろす」は、気持ちを押し静めたり、安堵するとの意味になります。
「愁眉(しゅうび)を開く」は、悲しいことや心配事がなくなって、安堵した顔つきになることです。
「ひとまず安心」は、後のことはともかくとして、一時的に安心なことを意味します。
「一応安心」は、一先ずのところは安心であることです。
まとめ
気がかりなことがなくなって心が安らいでいる状況について、「一安心」と表現できます。
しかし一時的な安心の場合は、根本的な問題は解決していないことになるので気を付けましょう。
そんな意味や用法を踏まえて、日常で使ってみてください。