この記事では、「一層ご手腕を発揮されますことを祈念いたします」の使い方について分かりやすく説明していきます。
「一層ご手腕を発揮されますことを祈念いたします」とは?
「一層ご手腕を発揮されますことを祈念いたします」は、相手がこれから益々実力を発揮して成功することを願う丁寧な表現です。
「一層+ご手腕+を+発揮+されます+こと+を+祈念+いたします」で成り立っている語で、「一層」は「程度がいちだんと進む様子」、「ご手腕」の「ご」は尊敬語・美化語の接頭辞、「手腕」は「ものごとをうまく処理していく能力」、「を」は接続助詞、「発揮されます」は「発揮する」の敬語表現「発揮される」の連用形+丁寧語「ます」、「こと」は「事柄」、「を」は接続助詞、「祈念」は「強く念じ祈ること」、「いたします」は、動詞「する」の謙譲語「いたす」の連用形「いたし」に、丁寧語「ます」が付いた語、全体で「一段と力量を働かせることを強く念じる」の敬語表現になります。
「一層ご手腕を発揮されますことを祈念いたします」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「一層ご手腕を発揮されますことを祈念いたします」は、相手が昇進した時や、転勤・転職した時、年賀状などの挨拶の言葉として使われます。
形式的な表現で、あくまで気持ちを表す言葉です。
「祈念」は「強く念じる」という意味で使われ、宗教的な意味はありません。
「一層ご手腕を発揮されますことを祈念いたします」を使った例文
「一層ご手腕を発揮されますことを祈念いたします」を使った例文は以下の通りです。
・『この度のご就任おめでとうございます・一層ご手腕を発揮されますことを祈念いたします』
・『新しい職場にて一層ご手腕を発揮されますことを祈念いたします』
・『本年度も一層ご手腕を発揮されますことを祈念いたします』
「一層ご手腕を発揮されますことを祈念いたします」の類語や言い替え
「一層ご手腕を発揮されますことを祈念いたします」の類語や言い替えは以下の通りです。
・『益々のご活躍を祈念しております』
・『さらなるご活躍を切にお祈り申し上げます』
・『より一層のお力を発揮されることをお祈りいたします』
まとめ
今回は「一層ご手腕を発揮されますことを祈念いたします」について紹介しました。
意味や使い方を覚えておき、いざという時に正しく使える様にしておきましょう。
