「一斉送信にて失礼いたします」とは?
ビジネスにおけるメールや会話での使い方や例文を徹底した解釈で以下に詳しく説明します。
「一斉送信にて失礼いたします」とは?
一斉送信メールとは、複数の相手先を指定して、同じ内容のメールをまとめて一斉に送信することを言います。
学校が不審者情報を発信したり、自治体が災害情報を送信したりする際によく使われます。
一斉送信はビジネスでも利用されており、関係者への連絡やメンバー全員に資料送付した利する場合があります。
そもそもメール送信の方法は、宛先指定をTO、CC、BCCのいずれかにして送信しますが、一斉送信する場合はよくBCCを使用します。
これは受信者全員のメールアドレスを表示せずに送信することによって、受信者のメールアドレスの漏洩を防ぐ目的があるためです。
「一斉送信にて失礼いたします」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
一斉送信は、一度に複数の人にメールを送付できるため、何度も送信する手間が省けて大変便利です。
しかし、一斉送信する宛先の人の中にお互いに面識のない人がいる場合があります。
その場合、TOやCCでメール送信すると、面識のない人同士のメールアドレスがオープンされ個人情報保護の観点から問題があります。
このような場合はBCCを利用します。
BCCに宛先を入れた人のメールアドレスは非公開の状態で送信され、メールアドレスの漏洩が防げます。
ただし、一斉送信する際の注意点もあります。
BCCに入れるべき人をTOやCCに間違えて入れてしまうと、その人のメールアドレスが公開され、個人情報が漏洩することになります。
また、メール送信上限があり、一度に送れる送信数に限りがある事も知っておかなければなりません。
さらに、BCCでの一斉送信の場合、迷惑メールと誤判断される恐れもあります。
あとは、一斉メールを送信する際は、メールの冒頭にこのフレーズを入れて、相手に不快感を与えないような内容・表現となるように注意してください。
「一斉送信にて失礼いたします」を使った例文
・『この度は、一斉送信にて失礼いたします』
・『本メールに関して、一斉送信にて失礼いたします』
・『今回のご連絡は、一斉送信にて失礼いたします』
「一斉送信にて失礼いたします」の類語や言い替え
このフレーズに類似した言葉や言い替えの一例を紹介します。
・『一斉送信にて申し訳ございません』
・『bcc送信にて失礼いたします』
まとめ
一斉送信は大変便利で効率的な機能ですが、誤送信した場合のリスクも大きいと言えます。
そのため、リスクをよく理解し、対策を徹底した上で利用するようにしましょう。