ここでは「一翼を担うことになりました」の表現についての意味、ビジネスメールや会話での使い方、例文や類語などをご紹介していきます。
「一翼を担うことになりました」とは?
「一翼を担うことになりました」は「いちよくをになうことになりました」と読みます。
「一翼を担うことになりました」の「一翼を担う」とは、全体の中での一つの役割分担を受け持つことを意味しています。
また、「一翼」には、「一つの翼(つばさ)」や「1羽の鳥」、または、全体の中での一つの役割や一つの持ち場などの意味があります。
「一翼を担う」の語源は、「一翼」が左右の翼の一方で、そこから転じて、「役割の一つ」の意味として用いられるようになりました。
そして、「一翼を担う」は、英語では「play a role in 〜」、「become part of 〜」、「carry one’s weight 〜」などと表記することができます。
「一翼を担うことになりました」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
ビジネスシーンでは、「一翼を担うことになりました」と同じ意味である「一翼を担わせていただくことになりました」を用いるとよいでしょう。
「させていただく」は謙譲の表現になります。
また、「一端を担う」という表現は、ポジティブな意味を含まないので、「一翼を担う」と混同しないように、気を付ける必要があります。
「一翼を担うことになりました」を使った例文
・『今回のプロジェクトの一翼を担うことになりました』
・『幸いにも、私はこの大きな計画の一翼を担うことになりました』
「一翼を担うことになりました」の類語や言い替え
「一翼を担うことになりました」の類語や言い替えには、「一役買うことになりました」、「一端を担うことになりました」、「一端をなすことになりました」などが挙げられます。
まとめ
今回は「一翼を担うことになりました」の意味や、ビジネスメールや会話での使い方や、例文、類語などについてお伝えしてきました。
ビジネスシーンでは、「一翼を担うことになりました」の表現を使わず、同じ意味の謙譲の表現である「一翼を担わせていただくことになりました」などを用いるとよいでしょう。
「一翼を担うことになりました」と似たような表現はいくつかありますが、ビジネスでの場面に適した表現を使うようにしたいものです。