ここでは「上記日程以外でも調整可能ですので」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。
「上記日程以外でも調整可能ですので」とは?
「上記日程以外でも調整可能ですので」は、これより前に掲示した日程でなくとも構わないのでという意味になる表現です。
よって、この表現の前にいくつか何かに関しての日程を挙げる必要があり、その中では都合がつかなくてもこのようにしますという文章にして用います。
「上記」としていることから、口語で使うには向いておらず、「予定していますのは5月10日か11日ですが、上記日程以外でも調整可能ですので〜」のように使われます。
よって、このように使った側は、まず提示した日程の中から選んでもらいたいと思っているものですが、その中では調整がつかない時でもこのようにする用意があると伝えるために使うことになります。
「上記日程以外でも調整可能ですので」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この「上記日程以外でも調整可能ですので」は、この後に「いずれもご都合が悪い場合にはご連絡ください」といったような使い方になります。
その時には連絡が欲しい、またはいつが都合がつくのかも併せてそれが欲しいという用い方になることがほとんどで、元の日程の中から、または別の日程を決めるために使う相手に対して問い掛けています。
そのため、相手側からの返答待ちということになり、それをもって正式に何かの日程が決まるという流れです。
それほど難しい使い方はしない表現なので、ビジネスシーンなどでその相手との日程調整のために用いられており、時間まで含めて「5月10日13時、15時、5月11日13時、15時」といったような中から選んで欲しいと使うこともできます。
「上記日程以外でも調整可能ですので」を使った例文
・『上記日程以外でも調整可能ですので、お気軽にご相談ください』
・『上記日程以外でも調整可能ですので、ご都合がつきませんようでしたら、ご希望の日時をお知らせください』
「上記日程以外でも調整可能ですので」の類語や言い替え
・『以上の日程以外でも調整できますので』
このように使っても意味が変わることはなく、同様にこの前にいくつかの日程を挙げて、その中から選んで欲しい、それが無理な時にはという使い方をする表現です。
こちらの方が少し柔らかくなるため、無理に堅くしたくない場合に向いています。
まとめ
「上記日程以外でも調整可能ですので」は、いくつかの日程を挙げて、その中では都合がつかない場合はという意味になる表現です。
それ以外でも構わないとは言っていますが、できれば挙げた中から選んでもらえるに越したことはないという意味も含まれています。