ここでは「不備が多く」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。
「不備が多く」とは?
「不備が多く」は、正しくない部分が多くあるという意味になります。
「提出していただいた書類ですが、不備が多く、このままでは通すことができません」などという使い方になり、それがきちんとした状態ではないという意味で用いられています。
「不備がある」と使うだけで、間違いに相当するものがあったと伝えることができますが、「多く」としているので、それが1つだけではないと言っています。
そういったものがあった時に、そのためにこうなるという用い方で使われている表現です。
「不備が多く」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この「不備が多く」は、先の例のような、それがあるのでこうなると使われています。
よって、「整備の不備が多く、とてもこのままでは乗れません」や、「内容に不備が多く、書き直してもらおうと思っています」などといった使い方でよく見聞きする表現で、誰かが書いた、作ったそれが対象だという場合以外に、「書いてみたのですが、読み直してみて不備が多くあると感じているので、修正することにしました」のように、自分に対して使っている例もまま見聞きします。
尚、「多く」としていますが、実際にどれくらいの数なのかはこの表現だけでは判断できず、少なくとも1つや2つではないという解釈になります。
「不備が多く」を使った例文
・『提出物に不備が多くあったため、再提出を求めたところです』
・『映像の内容に不備が多く、とてもこのままでは公開できません』
「不備が多く」の類語や言い替え
・『不備が多々あり』
同じ意味で少し堅くした表現になります。
そのため、文章向けとなっており、そちらで使う時にはこのようにするといいでしょう。
元の「不備が多く」のままでも特に問題はありませんが、文章全体の流れとしてこのように使った方が合っている時によく用いられます。
まとめ
「不備が多く」は、正しくない部分があるので、という使い方になります。
そのためにこうなると用いる表現になり、具体的な数はともかく、それが1つや2つではないという時に使われています。
