ここでは「不具合などは発生していないようでございます」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。
「不具合などは発生していないようでございます」とは?
「不具合などは発生していないようでございます」は、不具合に相当するものが発生している可能性があった場合に、それは無かったと伝えるために用いられます。
そのための調査を経て使われることになるため、それをして欲しいと誰かから依頼があって初めて用いることになります。
つまり、何かの様子が普段とは違う、うまく動作しないといったようなことがあったために、それを管理、運用しているこちら側にそのような連絡があり、調査を行った後にその回答として使われると考えていいでしょう。
「不具合などは発生していないようでございます」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この「不具合などは発生していないようでございます」は、先のように、何かにおいて普段とは違う不具合に相当するものは起きていないかという調査の依頼があった場合に用いられる表現です。
そういったことは無かったと伝えているため、この表現を使う場合、その原因は相手側(もしくはこちら以外の部分)にあるのではないかと暗に示唆していることにもなります。
具体的な例としては、ネットの回線の不調時にその契約をしている通信会社にそちらの不具合ではないかと訊ねたような場合がそれになり、この表現で回答を行った時にはお客様になる接続側にそう使っているという具合です。
「不具合などは発生していないようでございます」を使った例文
・『こちらで調査を行いましたが、不具合などは発生していないようでございます』
・『その部分には特に不具合などは発生していないようでございます』
「不具合などは発生していないようでございます」の類語や言い替え
・『障害は発生していないようでございます』
先のネット回線の例の場合、このように「障害」と使った方が向いています。
「不具合」と同義にそう用いており、同じ意味を伝えるために使われます。
どちらの表現の方がそのシチュエーションに合っているかという違いだけなので、この方が適していると思えばこちらを用いてください。
まとめ
「不具合などは発生していないようでございます」は、このように使う側に不具合があるのではと聞かれた時に、その調査を行った後に用います。
それは無かったと述べており、調査を依頼した側(または、こちらとは関係のない部分)にそれがある可能性が高いと暗に伝えていることにもなります。