この記事では、ビジネスシーンでよく使われるフレーズの「不本意極まりない」について、その意味や使い方や言い換え表現などを徹底解説します。
「不本意極まりない」とは?
「不本意極まりない」のフレーズにおける「不本意」は、「本意でないこと」すなわち「自分の本当の望みとは違っていること」を意味する言葉です。
また、次の「極まりない」の読みは「きわまりない」で、「この上なくはなはだしいこと」といった意味です。
したがって「不本意極まりない」のフレーズは「自分の本当の望みとは違っていること、はなはだしい」といった意味になります。
「不本意極まりない」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「不本意極まりない」のフレーズは、単に「不本意である」よりも、その気持ちがより大きい場合に使われる表現です。
本当に残念でたまらないといった場合に使われるフレーズです。
ビジネスシーンでは、病気等で意気込んでいたプロジェクトの仕事が続けられなくなった場合や、取引先が納品の直前になって注文をキャンセルした場合など、この上なく残念と感じられる場面で使われるものです。
「不本意極まりない」を使った例文
・『怪我で入院したために、プロジェクトメンバーを外れざるを得ないのは、不本意極まりないことです』
・『不本意極まりないことですが、これ以上開発を継続しても目標の新製品は生み出せそうにありません』
「不本意極まりない」の類語や言い換え
「不本意」の類語としては「残念」や「無念」が挙げられます。
また、「極まりない」の類語としては「この上ない」や「極み」が挙げられます。
したがって「不本意極まりない」のフレーズは、これらの類語を繋いで、例えば「残念この上ない」や「無念の極み」等と言い換えることができます。
また、このフレーズは「不本意極まりございません」や「不本意の極みでございます」等の敬語表現に言い換えることも可能です。
まとめ
「不本意極まりない」のフレーズは「自分の本当の望みとは違っていること、はなはだしい」といった意味の表現です。