「主軸に」はビジネスの戦略展開や計画率案でよく使われる言葉です。
スポーツの解説などでもよく使われる表現ですが、誤りビジネス用語の「主軸に」はどんな意味がありどのように使う言葉なのでしょうか。
「主軸に」とは?
「主軸に」とは、「中心になる要素や部分として」という意味で使われているビジネス表現です。
回転運動の中心になる軸のことを「主軸」といいます。
本来は歯車に取り付けられている軸やエンジンが生み出したパワーをタイヤに伝える自動車のメインシャフトなど工業的な軸を指す言葉ですが、ビジネス用語では「動きの中で中心に位置する一番大切なところ」という比喩的な意味で使われています。
ビジネスの計画は複数の要素が相互に作用して成立していますが全ての扱いが等しいわけではありません。
計画の根幹になるところとそれを支えるところを2つに分けた時、一番重要な計画全体のど真ん中に位置する部分を指して「主軸に」と表現します。
イベント全体を通して行われる大型企画やキャンペーンで一番力を入れてプッシュする主力商品などを指して「主軸に」を使います。
「主軸に」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「主軸に」の「に」は「あるものをある状態にした上で何かする」という意味で使われています。
この場合は「何らかのものを主軸にした上でどうにかする」という意味で使われているため、対象になる物事と当座の内容を示す言葉を組み合わせるのが正しい使い方です。
対象や行う動作をはっきりさせないと意味が伝わらないので注意しましょう。
「主軸に」を使った例文
・『新人を主軸にしてチーム編成する』
・『軽量化を主軸にしてさらなるブラッシュアップを図る』
・『テレビを主軸にマルチメディア展開を進める』
「主軸に」の類語や言いかえ
「中心に」「柱に」「メインに」「軸に」などは広く使われている一般的な言い方です。
「根幹に」「肝に」「核に」「主体に」なども言い換えに使えます。
まとめ
「主軸に」はニュースなどでも耳にするビジネス表現です。
難しい意味ではないので覚えておきましょう。
