ここでは「予想を遥かに超える」の意味や使い方について、詳しく見ていきます。
「予想を遥かに超える」とは?意味
「予想を遥かに超える」とは、思っていたよりかなり多かったという意味になります。
その意味に当てはまるシチュエーションであれば、よくも悪くも用いることができます。
ビジネスに限らず、一般の会話や文章中でも見聞きすることがあり、それほど対象になるものが多かったといった時に広く使える言葉です。
「遥かに」と使っているので、それだけ多い時でないと使うべきではなく、考えていたよりちょっとだけ多かったといった場合には適さない表現です。
一例を挙げると、多くても100程度だと思っていたものが200、300だったような時に使うべき言葉で、130や150くらいであればここまでの表現を使う必要はなく、大袈裟になってしまいます。
「予想を遥かに超える」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「予想を遥かに超える」は、それだけ多かったという意味になる表現なので、ビジネスでもそういった場合にまま使われます。
口頭、文章を問わず、「予想を遥かに超える受注があり、生産がとても追いつかなくなった」などと用いられ、この場合も先のように、100あればいいくらいに考えていた受注数が200、300とあったような時に適している表現です。
尚、ビジネスでは何かができない理由として使われることも多く、「予想を遥かに超える受注があったため、大幅に納期が遅れている」などと用いた場合がそれに当たります。
むしろ、そのように使われることが多い言葉で、それほど失礼にならずに一種の言い訳となる表現でもあります。
「予想を遥かに超える」を使った例文
・『予想を遥かに超える数のメールが届いたため、只今返信が大幅に遅れています』
・『予想を遥かに超える暑さで、ホット飲料が全く売れなかった』
「予想を遥かに超える」の返答や返信
「予想を遥かに超える〜」と使われた時の返信は難しいもので、それが言い訳のような内容だったとしても、すぐに怒るといったことはし辛い場合が多いです。
言ってしまえば予測が甘かったということになりますが、そこを突くのは完全にこちらの方が立場が上の場合でもないと難しく、多くの場合は「それでは、出来る限り〜してください」程度の内容に留めることがほとんどです。
しかし、何度もこのようなことを言ってくるような場合は話が別で、以前も同様なことがあった、きちんとして欲しい等と何度同じことをやっているのだといったニュアンスになる返信をしてもいいでしょう。
ですが、両者の立場の差によってはそうとも言えないことも多いので、そこが難しくもある部分です。
まとめ
「予想を遥かに超える」は、何かが想像以上の数だった時に用いられる表現です。
ビジネスでは言い訳として使われるケースも多いですが、それに対しての返答では難しい部分があり、よほどの立場の差がないと、頭ごなしに怒るようなことはできない場合がほとんどになります。
何より、この表現を使うことがないように、きちんとした予測を立てておくのが一番です。