「二度手間」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「二度手間」とは? ビジネス用語

ここでは「二度手間」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。

「二度手間」とは?

「二度手間」は、本来なら一度で行えた内容に、二度の手間が掛かってしまったと簡潔に表現するために使われています。

例えば、どこかに行って用事を済ませて帰る途中にもう1つの用事があったことを思い出し、そこに戻ることになってしまった場合に、「帰る途中で忘れていたことがあったので戻ることになり、二度手間になってしまった」と用いるという具合で、最初の時に行えたことをしなかった(忘れていた)ので、その二度目のための余計な手間が掛かったと使います。


「二度手間」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

この「二度手間」は、二度目になる手間は本来掛けずに済んだものの、そうなってしまったといった用い方以外に、それではそうなってしまうという使い方をすることもできます。

こちらの例としては、「どうせなら同じ日にしないと二度手間になってしまいます」といったような使い方になり、違う日に設定してしまうと二度そこに行くことになってしまう、どうせなら日を一緒にして一度で済ませた方がいいという意味で用いています。

このような使い方もよくされている表現です。


「二度手間」を使った例文

・『二度手間にはならないように、きちんとした計画を立てて一度で済ませるつもりです』
・『先ほど聞き忘れていたことがあり、もう一度メールさせていただきます。二度手間になってしまって申し訳ありません』

「二度手間」の類語や言い替え

・『三度手間』
「二度手間」「二度」「三度」になった形なので、「二度手間」の意味を知った後だと、本来は一度で済んだことに三度も手間を掛けてしまったといった解釈になると思ってしまいますが、実は全く違う使い方になります。

こちらは「三度手間をかけて作った力作です」といったように、それだけ何かに手間を掛けて行ったと伝えるために使われる表現なので注意してください。

まとめ

「二度手間」は、一度で行えたことに二度の労力を掛けてしまった、またはそうなってしまう(しまいそうだ)という意味で使われています。

尚、類語として挙げた「三度手間」は全く解釈が異なる表現になり、「二度手間」「二度」「三度」になっただけではないので気をつけてください。

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