この記事では「今の時点では」について解説をします。
「今の時点では」とは?意味
今このときは、今現在は、という意味です。
「今」は、この言葉を述べているのときを指します。
時間の流れの中のこのときです。
「時点」は、時の流れの中のある一点やある時期を意味します。
「今の時点では」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、現在のところを説明するときに用います。
たとえば、新店舗のオープンの話が出ているとします。
新店舗を作ろうかと考えているところで、新店舗を作るとはっきりとはしていません。
今後、新店舗を作ることになるかもしれないし、ならないかもしれません。
この今の状態を「今の時点では新店舗をオープンするかはっきりしていない」といいます。
今このときの状態などを説明するときに用いるもので、過去がどうであるか、未来がどうであるかを説明するために用いる言葉ではありません。
今後どうなるのかわからないので、「今の時点ではこうです」といったことが今後変わる可能性はあります。
物事に変化があったときには、それを知らせるとよいでしょう。
「では」の後には、今の状態などを述べます。
この後に述べる言葉は、目上の人に対しては丁寧な表現を使うようにします。
先の例だと「していない」ではなく、「しておりません」という言い方にすると丁寧です。
「今の時点では」を使った例文
・『今の時点では何ともいうことができません』
・『今の時点では○○を行う予定です』
「今の時点では」の返答や返信
この後に何が述べられるのかによって返す言葉が変わります。
今のところこうする予定ですと伝えてきたなら、それを行うつもりでいるとよいでしょう。
変更があったときには知らせてくれるはずです。
今のところ何ともいえないと伝えてきたとします。
はっきりさせて欲しいでしょうが、どうすることもできない状態だと考えられるので、はっきりした答えを得るのは難しいかもしれません。
まとめ
この言葉は、今このときの状態などを知らせるときに用いるものです。
過去や未来のことではなく、今のことを話すときにこのような言葉を使います。
今を伝えることは多いので、この言葉を使う機会もあることでしょう。
