ここでは「今回は採用を見合わせることとさせていただきました」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。
「今回は採用を見合わせることとさせていただきました」とは?
「今回は採用を見合わせることとさせていただきました」は、このように使う相手からの応募に対し、それを叶えることができないと伝えるために用いる表現です。
つまり、応募はしてもらったものの、お断りする場合に使われており、雇用の募集の際によく用いられます。
その時には定型的に、「慎重に検討させていただきましたが、誠に残念ながら今回は採用を見合わせることとさせていただきました」のように使う表現で、その理由はともかく、採用はしないと言っていることになります。
「今回は採用を見合わせることとさせていただきました」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この「今回は採用を見合わせることとさせていただきました」は、雇用の募集以外の場面でも使われています。
そちらの例としては、ビジネスシーンでコンペの募集に対し、「ご提案いただきましたが、今回は採用を見合わせることとさせていただきました」といったような使い方で、それ以外のシーンでも、採用になることを目指して応募をするコンテストなどで用いられています。
この形でそういった使い方の定型表現になり、語尾を「〜させていただきます」として用いることも多いです。
「今回は採用を見合わせることとさせていただきました」を使った例文
・『社内で慎重に検討しました結果、今回は採用を見合わせることとさせていただきました』
・『厳正なる選考を行いまして、誠に残念ではありますが今回は採用を見合わせることとさせていただきました』
「今回は採用を見合わせることとさせていただきました」の類語や言い替え
・『今回はご縁がなかったものとしてご了承くださいますようお願いいたします』
こちらの表現も、雇用の採用の際によく用いられています。
やはり、お断りをする場合に使うことになり、元の表現の場合も合わせて、定型的に「今後のご活躍をお祈りしております」といったように続ける使い方がよく見られます。
尚、こちらはそれ以外のコンペへの応募などには向いていないので注意してください。
まとめ
「今回は採用を見合わせることとさせていただきました」は、雇用の募集、またはコンペやコンテストへの応募に対し、採用は叶わなかったと伝えるために用います。
それをなるべく角が立たないように丁寧な言い回しにしている表現です。
