この記事では、「今後このようなことがないよう気をつけます」の使い方について分かりやすく説明していきます。
「今後このようなことがないよう気をつけます」とは?
「今後このようなことがないよう気をつけます」は、これから相手に迷惑をかけないように注意することを伝える丁寧な表現です。
「今後+このようなこと+が+ない+よう+気をつけます」で成り立っている語で、「今後」は「これから」、「このようなこと」は「直前にあった好ましくない事柄」、「が」は接続助詞、「ない」は打消しの意の形容詞、「気を付けます」は「気を付ける」の丁寧語で「注意を払う」、全体で「これからこの好ましくないことがないよう注意を払う」の敬語表現になります。
「今後このようなことがないよう気をつけます」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「今後このようなことがないよう気をつけます」は、自分達の問題、またはやむを得ない事情により、相手に多大な迷惑をかけてしまった時に使われます。
深く反省して、二度と迷惑を掛けないことを伝える表現ですが、お詫びの言葉ではありません。
まずは「申し訳ございませんでした」などのお詫びの言葉を述べてから使う様にしましょう。
「今後このようなことがないよう気をつけます」の正しい文章表現
「今後このようなことがないよう気をつけます」の正しい文章表現は以下の通りです。
・『今後このようなことがないよう十分留意いたします』
「気を付けます」はやや幼稚な表現ですので、よりあらたまった表現を紹介します。
「十分」は「欠けたところのない様子」、「留意」は「心を留めること」、「いたします」は「する」の謙譲語・丁寧語「いたす」の丁寧語、全体で「これからこの好ましくないことがないよう、完全に心を留める」の敬語表現になります。
「今後このようなことがないよう気をつけます」を使った例文
「今後このようなことがないよう気をつけます」を使った例文は以下の通りです。
・『今後このようなことがないよう気をつけますので、どうぞご容赦ください』
・『ご迷惑をおかけして申し訳ございませんでした・今後このようなことがないよう気をつけます』
「今後このようなことがないよう気をつけます」の類語や言い替え
「今後このようなことがないよう気をつけます」の類語や言い替えは以下の通りです。
・『今後このようなことがないよう肝に銘じて参ります』
・『今後このようなことがないよう厳に努めて参ります』
・『今後このようなことがないよう気を引き締めて参ります』
まとめ
今回は「今後このようなことがないよう気をつけます」について紹介しました。
意味や使い方を覚えておき、いざという時に正しく使える様にしておきましょう。
