この記事では、ビジネスシーンでよく使われる「今後とも変わらぬご支援を賜りますようお願い申し上げます」の表現について、その意味や使い方や敬語表現を徹底解説します。
「今後とも変わらぬご支援を賜りますようお願い申し上げます」とは?
「今後とも変わらぬご支援を賜りますようお願い申し上げます」のフレーズは少し長いので、言葉毎に分解し、その意味等を詳しく説明し余す。
最初の「今後とも」は「以降も続けて」と言った意味の言葉です。
また「変わらぬ」は「変わらない」との意味で、次の「ご支援」は「力を貸して助けること」を意味する「支援」に、敬意を表す接頭辞の「ご」が付けられた言葉です。
また「賜りますよう」は「もらう」の謙譲語の「賜る」に、丁寧語の「ます」と「そのように」と言った婉曲表現の「よう」が付けられた表現です。
そして最後の「お願い申し上げます」は「お願いする」の非常に丁寧な敬語表現です。
以上説明した言葉の意味を繋ぐと、「今後とも変わらぬご支援を賜りますようお願い申し上げます」は、「以降も続けて変わず、力を貸して助けてくれるようお願いする」との意味の非常に丁寧な敬語表現となります。
「今後とも変わらぬご支援を賜りますようお願い申し上げます」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「今後とも変わらぬご支援を賜りますようお願い申し上げます」のフレーズは、挨拶の結びの言葉としてよく使われます。
例えば、転勤などに際して、元の職場の方に分かれの挨拶をする場合に使われます。
皆を前にしての改まった挨拶なので、最後の結びとしてこのフレーズを使っても丁寧過ぎると言う違和感はありません。
もちろん、メールで同様の挨拶をする際にも使われます。
それ以外にも、上司等の目上の人にお世話になった際に、そのお礼のメールの締めのフレーズとして使われることもあります。
「今後とも変わらぬご支援を賜りますようお願い申し上げます」を使った例文
・『この度はお世話になり、誠にありがとうございました。今後とも変わらぬご支援を賜りますようお願い申し上げます』
・『7年間、色々とお世話になりました。〇〇営業所に赴任いたしますが、今後とも変わらぬご支援を賜りますようお願い申し上げます』
「今後とも変わらぬご支援を賜りますようお願い申し上げます」の類語や言い換え
「今後とも変わらぬご支援を賜りますようお願い申し上げます」のフレーズは、敬語表現を換えて、「今後とも変わらぬご支援をくださいますようお願い申し上げます」や「今後とも変わらぬご支援のほどよろしくお願いいたします」や「今後とも変わらぬご支援を頂戴できれば幸いです」等と、言い換えることが出来ます。
まとめ
「今後とも変わらぬご支援を賜りますようお願い申し上げます」は、「以降も続けて変わず、力を貸して助けてくれるようお願いする」との意味の非常に丁寧な敬語表現です。