「今後のご健勝をお祈り申し上げます」というビジネス用語の「意味・使い方・例文・類語や言い替え」を分かりやすく解説していきます。
「今後のご健勝をお祈り申し上げます」とは?
「今後のご健勝をお祈り申し上げます」とは、「これから先、(病気・怪我などをせずに)健康・元気であるように祈っています」を意味しているビジネス用語です。
「ご健勝」とは「健勝」に、読み手(聞き手)に対する尊敬の意味を持つ接頭語「ご(御)」をつけた丁重語(謙譲語Ⅱ)です。
「お祈り申しあげます」とは、「祈ります」の謙譲語の敬語表現になります。
「お祈りします」よりも自分をへりくだる謙譲の意味合いが強まっています。
「今後のご健勝をお祈り申し上げます」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「今後のご健勝をお祈り申し上げます」のビジネス用語は、「今後の相手の健康や繁栄を祈る場合」に使うという使い方になります。
丁重語(謙譲語Ⅱ)の「ご健勝」と謙譲語の「お祈り申し上げます」が含まれているので、自分よりも目上の相手に使用しても問題ありません。
ビジネスメールの書き言葉として、取引先の相手や顧客に対して使用されることが多くなっています。
使うときの注意点は、「基本的に決まり文句の書き言葉として使用されることが多い言葉であり、対面の会話における話し言葉として使うことはあまりない」ということです。
「今後のご健勝をお祈り申し上げます」を使った例文
・『先日の会合では貴重なご意見をいただきありがとうございました。今後のご健勝をお祈り申し上げます』
・『○○様におかれましては益々ご活躍のことと伺っております。今後のご健勝をお祈り申し上げます』
・『この度はお忙しい中、私どものためにお時間を割いていただき感謝の言葉もございません。○○様の今後のご健勝をお祈り申し上げます』
「今後のご健勝をお祈り申し上げます」の類語や言い替え
「今後のご健勝をお祈り申し上げます」の類語・言い替えの表現を紹介します。
･『今後のご活躍をお祈り申し上げます』
･『今後のご発展をお祈り申しあげます』
･『いつまでもお元気でいらっしゃることを願っております』
・『ご病気などなさらぬようにお気をつけくださいませ』
「今後のご健勝をお祈り申し上げます」はビジネスメールなどにおける常套句(じょうとうく)として使用される言い回しです。
同じような常套句の類語として、「今後のご活躍(ご発展)をお祈り申しあげます」があります。
話し言葉(口語)の類語としては、「いつまでもお元気でいらっしゃることを願っております」などが使えます。
まとめ
「今後のご健勝をお祈り申し上げます」というビジネス用語について詳しく解説しましたがいかがでしたか。
「今後のご健勝をお祈り申し上げます」の意味・使い方・例文・類語や言い替えを調べたいときは、この記事の解説内容をチェックしてみてください。
