ここでは「今後の進め方について」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。
「今後の進め方について」とは?
「今後の進め方について」は、何かのこれからの進め方を提案したり、確認する時に使われる表現です。
「このプロジェクトの今後の進め方について、一度話し合う必要があると考えます」のような用い方になり、そうしたいという意図を相手に伝えるために用います。
口語、文章のどちらでも使われており、それについてどうこうといった内容をこの後に続けていきますが、丁寧な表現ではないため、ビジネスで他社に対して使う場合には、このままの形ではなく、語尾を「今後の進め方につきまして」のように変えた方がいいでしょう。
こちらであれば、大事な取引先であっても問題なく使うことができ、社内で上司や目上の人間を相手に使う時にも向いている形です。
「今後の進め方について」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この「今後の進め方について」は、先のように、それについて何かの提案や困った点があるような時に用いられますが、特にそのようなことはないといった用い方をすることもできます。
例えば、「今後の進め方についても、今まで通りで問題ないと思います」のように使う場合がそれで、このような用い方もまま見られます。
そこまで難しい使い方はない表現なので、進行中の何かの事案について、それを対象にしてどのような問題がある、そのままでいいといったような意見がある時に使われている表現です。
ビジネスでのプロジェクトなどではなく、プライベートなシーンでの何かを対象にして用いてもよく、ある計画を途中から変更するといったような使い方もよく見聞きします。
「今後の進め方について」を使った例文
・『今後の進め方について、抜本から見直す必要があると思います』
・『今後の進め方についても、これまで同様に慎重に行っていくことを確認しました』
「今後の進め方について」の類語や言い替え
・『今後の方針について』
この「方針」としても、「進め方」と同様の意味で用いることができます。
ですが、こちらの表現にすると、それに問題がある、ここを変えたいといったように、このままでいいという訳ではない使い方に向いているため、そのように使う場合に適しています。
まとめ
「今後の進め方について」は、何かのこれからの進め方について、何かがある時に用いられます。
これまでと同じで構わないという使い方もできるので、そのように用いられる場合も少なくなく、他社や目上の人を相手に使う時には、もう少し丁寧にした「今後の進め方につきまして」と語尾を変えた形にするといいでしょう。