就職面接を受けている時に、「仕事を通して」とのフレーズを使った経験がないでしょうか。
自分が仕事で得られた効果を語る時にも使われる表現ですが、これはどんな状況で使うべきかなど、気になるところを確かめてみましょう。
「仕事を通して」とは?
自分が取り組んでいる仕事をする中という意味があり、自分が仕事をする上での得られた効果、目標などを人に伝える時などに使われます。
「仕事を通して」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
仕事は日々の与えられた業務をこなすだけでなく、仕事以外のプラスになるが色々と存在しています。
仕事を通じて目標も見えてくるものですが、それらを人に語る時に「仕事を通じて」が使えます。
例えば就職面接、スピーチ、挨拶状の中で使うことが可能です。
仕事を通じて得られる物の種類には、自分の成長、経験、チャレンジ、人との縁など様々にあります。
使う場合は「多くの経験をすることができた」など、どんな効果が得られたかを明確にする必要があるでしょう。
また「もっと自分の可能性を見つけたい」など、仕事を通した今後の目標を語る場合も、それをはっきり示すことも必要です。
ただしこの言葉は敬語の形ではありませんので、場面によっては相応しい言い方に変える必要があるかも知れません。
「仕事を通して」を使った例文
・『私は現在の仕事を通して、以前よりも自分が成長できたと実感しています』
・『やり甲斐のある仕事を通して、もっと自分の可能性というものを探し求めて行きたいです』
「仕事を通して」の類語や言い替え
「仕事を通しまして」は、上の表現をいっそう丁寧に言い表したものです。
「仕事をさせていただく中で」は、相手の許可を得た上で恩恵を獲得することを表す「させていただく」を用いた丁寧な言い方となります。
「仕事に取り組んで行く中で」は、全力で事にあたることを意味する「取り組む」を使って、相応しい表現としたものです。
仕事については「業務」と言い換えても違和感がありません。
まとめ
取り組んでいる業務の中で得られた効果や、目標などを語るに際して「仕事を通して」との表現を使うことができます。
これはスピーチや面接など、様々な場面で使う機会があるでしょう。
敬語とするならば「させていただく」の形にしてみたりと、工夫してみるのが良いです。