色々なビジネスフレーズを知っていると、前向きに日々を送れます。
「以上ご報告いたします」の適切な使い方と例文、似ている言い方を調べていきましょう。
「以上ご報告いたします」とは?
この場合の「以上」とは、締めの挨拶に用いるひと言です。
「以上で会議を終わりにします」等に用いられています。
また「ご報告いたします」の「いたします」は「します」の謙譲語の働きがあります。
報告する時の、丁寧な言い方になっています。
そのため「以上ご報告いたします」で「これで報告を終わりにします」というニュアンスがあります。
報告が終わりになることを述べる、丁寧な言い方になっています。
「以上ご報告いたします」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
お知らせの文面で用いられているのが「以上ご報告いたします」という文面にあたります。
例えば各店舗に設置していた募金額を公表し被災地の自治体に寄付したことをお伝えする文面、そして株主総会が無事に終わったことを述べる文で使われています。
報告事項をリストや文章でまとめて、最後に「このような結果となりましたので、ご報告申し上げます」とお伝えしたい時の文になります。
一方で機械的な言い方になってしまうので、例えば個人情報の漏洩など、こちらにミスがあった場合の表現としては、あまりおすすめできない言い方。
厚顔無恥に見えてしまうので、不祥事の際は使わないようにしましょう。
「以上ご報告いたします」を使った例文
・『本会議は賛成多数で、可決されました。以上ご報告いたします』
・『街頭募金を、被災地に寄付いたしました。以上ご報告いたします』
「以上ご報告いたします」の類語や言い替え
似ている言い方に「以上をご報告させていただきます」があります。
「以上」と末尾を整えているので、謙遜した文面に仕上げたい時におすすめです。
言い替えに「以上ご報告申し上げます」が挙げられます。
まとめ
「以上ご報告いたします」を解説しました。
色々な言葉を知っていると、明るい気持ちで目の前の業務をこなせます。
敬語の達人を目指していきましょう。
