「以下のいずれかに変更をお願いできないでしょうか」とは?
ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど、分かりやすく解説していきます。
「以下のいずれかに変更をお願いできないでしょうか」とは?
「以下のいずれかに変更をお願いできないでしょうか」とは、予定もしくは決定している案について変更希望を相手に伝える時に使用できる言葉です。
「お願いできないでしょうか」は相手に決定権をゆだねた表現になりますのでより謙虚な印象になります。
主に自分よりも目上の人や敬意を払うべき相手へ使う文章語です。
「以下のいずれかに変更をお願いできないでしょうか」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
それでは、ビジネスで「以下のいずれかに変更をお願いできないでしょうか」を使用する場合、どのような使い方になるでしょう。
たとえば、あなたが取引先と予定している打ち合わせ会議が都合により開催できなくなったとします。
その際、あらためて自社の都合の良い日取りを何通りか伝えると共に、「この度の会議につきましては以下の日取りのいずれかに変更をお願いできないでしょうか」とメールに添えると丁寧な印象になります。
「以下のいずれかに変更をお願いできないでしょうか」を使った例文
・『講演会の開催時間について、以下のいずれかに変更をお願いできないでしょうか』
・『ご提案いただいたデザインについて、以下のいずれかに変更をお願いできないでしょうか』
「以下のいずれかに変更をお願いできないでしょうか」の類語や敬語での言いかえ
たとえば「下記の案に変更することは可能でしょうか」や「以下のいずれかにしていただけると幸いです」などに言いかえできます。
案についてはこちらから候補を複数提示するか、相手先の希望を聞いて擦り合わせしていくと良いでしょう。
「以下のいずれかに変更をお願いできないでしょうか」の返答や返信例
あなたが、取引先から「以下のいずれかに変更をお願いできないでしょうか」と言う連絡をもらった場合は、どのように返答すればよいのでしょうか。
そのような場合には、可否と共に提案のお礼を伝えると丁寧な印象になります。
『この度はご調整有難うございます。ご連絡いただいたB案でお願いできれば幸いです』
『ご連絡いただいた日程のうち、午前中のお打ち合わせにお伺いしたく存じます』
まとめ
このように「以下のいずれかに変更をお願いできないでしょうか」は、あなたと相手先の希望を擦り合わせる場面で使用できる言葉です。
ビジネスでも使える言葉ですので、覚えておくとよいでしょう。
