相手との間でスケジュールを調整する時には、「以下の日程でも可能です」を使うことがよくあります。
相手に配慮を示すこの表現の、正しい使い方や相応しい言い換えについてのご紹介です。
「以下の日程でも可能です」とは?
日程を調整していく過程で、紙面などに記載した予備の日程を相手に示し、この日でも問題ないことを伝える表現です。
「以下の日程でも可能です」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
取引相手などとのスケジュールを取り決めることは大切ですが、当初の日程ではどうしても不可能という場合があるものです。
そんな時に紙面やメール中に予備の日程を記載して示し、「以下の日程でも可能です」を用います。
「以下」という場合には、本来の日程を含む説明文の下部に、予備日を記載して相手に示すことが基本です。
また丁寧語の形ではないので、目上に対しては言い換えが必要な場合があります。
「以下の日程でも可能です」を使った例文
・『こちらの日程が厳しい場合には、以下の日程でも可能です』
・『急を要する案件ではありませんので、以下の日程でも可能です』
「以下の日程でも可能です」の類語や言い替え
「以下の日程でも支障ございません」は、都合が悪い状況ではないことを丁寧語で表す「支障ございません」を使って、同じ意味になる表現です。
「以下の日程でも差し支えありません」は、問題を意味する「差し支え」を使うことで同様の意味を表します。
「以下のスケジュールでも可能でございます」の場合、日程を表すカタカナ語「スケジュール」を使って、敬語でありながらもややカジュアルな形にした表現です。
まとめ
相手との日程を調整する局面で、予備の日を示す時に使われるのが「以下の日程でも可能です」という表現です。
ただし目上に対しては丁寧な言葉に言い換える必要があります。
「支障ございません」を使う形などに変えてみるのが適切です。
