この記事では、「以後留意します」の使い方について分かりやすく説明していきます。
「以後留意します」とは?
「以後留意します」は、これからあることについて、しっかりと気に留めていくことを伝える丁寧な表現です。
「以後+留意+します」で成り立っている語で、「以後」は「これから先」「今からのち」、「留意」は「心に留めおくこと」、「します」は「する」の連用形「し」+丁寧語「ます」、全体で「これから先、心に留め置く」の敬語表現になります。
「以後留意します」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「以後留意します」は、ミスや問題発生により相手に迷惑をかけてしまった時、相手から誤りを指摘された時、要望や改善点の意見を出された時などに使われます。
簡単に言うと「今後気を付けます」という意味で、ビジネスではその場を収めるために形式的に使われることもありますが、言うだけではなくその後の行動で示すことが大切です。
「以後留意します」の正しい文章表現
「以後留意します」の正しい文章表現は以下の通りです。
・『今後は十分に留意してまいります』
「十分に」は「満ち足りて完全である様子」、「まいります」は動詞「行く・来る」の謙譲語「参る」の連用形「参り」に、丁寧語「ます」が付いた語、全体で「これから後、完全に心を留め置いていく」の敬語表現になります。
「以後留意します」を使った例文
「以後留意します」を使った例文は以下の通りです。
・『ご指摘いただきました点について、以後留意します』
・『このようなことを二度と繰り返さないよう、以後留意します』
・『二度とご迷惑をおかけすることのないよう、以後留意します』
「以後留意します」の類語や言い替え
「以後留意します」の類語や言い替えは以下の通りです。
・『以後留意いたします』
・『肝に銘じてまいります』
・『今後は十分注意いたします』
まとめ
今回は「以後留意します」について紹介しました。
意味や使い方を覚えておき、いざという時に正しく使える様にしておきましょう。
