休暇にまつわる受け答えに、悩むことがあります。
「休暇の件」の正しい使い方を見ていきましょう。
「休暇の件」とは?
「〇〇の件」の「件」は、その事柄をあらわします。
「〜に関して」と同じニュアンスがあって、ピンポイントでそのことを語る時に用いられています。
この場合は「休暇」とあるので、お休みについて切り出す時に引用されています。
「休暇の件」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「そろそろ有給休暇を取りたいのですが」と部下や社内スタッフの方から相談されることがあります。
休んでもいいか問い合わせがきた時の返信文として使えるのが「休暇の件」です。
「休暇の件、了解しました」と受け答えしてみましょう。
このほか自分がお休みを取りたい時も、こちらのフレーズは使えます「休暇の件で、ご連絡いたしました」とすると、何の用があって連絡をしたのか一目瞭然になります。
テーマが明確になるので、言いにくいことを伝えたい時に便利です。
休暇を承諾する側、そして申請する側、どちらの立場にとっても適用しやすいフレーズなので覚えておきましょう。
もちろんお互いを思いやる、温かい気持ちは忘れないようにしたいです。
「休暇の件」を使った例文
・『年末年始の休暇の件で、相談させてください』
・『ゴールデンウィーク休暇の件、確かに承りました』
「休暇の件」の類語や言い替え
同じような言い方に「表題の件」が挙げられます。
この場合の「表題」とはメールの件名をあらわします。
例えば件名に「有給休暇取得のお願い」と書いてあったらその事柄をいいます。
「表題の件につきまして、ご連絡いたしました」とすると、丁寧に休みの申請ができるでしょう。
このほか言い替えの表現に「休暇について」や「休暇につきまして」が挙げられます。
「休暇の申請について、承知いたしました。
日頃の疲れをゆっくりとってください」と受託のシーンで用いるほか「休暇につきまして、ご相談させていただきたく存じます」と申請文で使えます。
併せて覚えておきましょう。
まとめ
「休暇の件」をお伝えしました。
正しい使い方を覚えて、会社の達人を目指していきましょう。
