今さら先輩に聞きにくい、日本語もあるものです。
「伴いまして」の正確な使い方と例文、その他の言い方について調べていきましょう。
ビジネスメールやビジネス文書の参考にしてください。
「伴いまして」とは?
この場合の「伴う」は「ともなう」と読みます。
「伴う」は付いていくことを示す言葉で、ある事柄に関連して他のことも影響を受ける時に用いられています。
そのため「伴いまして」で「こちらに関連して」というニュアンスを持っています。
「伴いまして」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
あることに関連して、何かを実施する、あるいは変更する時の言い方が「伴いまして」にあたります。
例えば感染症にまつわる国内の規制が変わったので、それと同時に企業のルールを見直す時に用いられています。
またスポーツ大会や大型のイベントを実施するにあたり、スポンサーの方々を招待するなど、大きな催し物が開催される時も使用されています。
「Aが起きたのでBの処置を取ります」という時に用いられているので、規制緩和やイベントの開催など、大きく物事が動いた時に取り入れていきましょう。
「伴いまして」を使った例文
・『スポーツ大会開催に伴いまして、前方のお席をご用意させていただきました』
・『ガイドライン緩和に伴いまして、当店のルールも変更させていただきました』
「伴いまして」の類語や言い替え
似ている言葉に「伴い」もあります。
「台風発生に伴い、営業時間を変更させていただきます」と使用します。
手短に変更点をお伝えできるので、気象情報にスピーディに対応したい時に取り入れていきましょう。
言い替えに「〇〇にあたりまして」や「〇〇の開催にあたり」そして「〇〇に先立ちまして」や「〇〇に先立ち」が挙げられます。
まとめ
「伴いまして」を解説しました。
多くの敬語を知っていると、冷静に業務に取り掛かれます。
疑問に感じた言葉をひとつずつ学んで、キャリアアップに役立ててください。
