この記事では、「使用の許可をしていただきますよう」の使い方について分かりやすく説明していきます。
「使用の許可をしていただきますよう」とは?
「使用の許可をしていただきますよう」は、勝手に使えない備品などに対して、承認を取りたいことを伝える丁寧な表現です。
「使用+の+許可+を+して+いただき+ますよう」で成り立っている語で、「使用」は「人や物を使うこと」、「の」は助詞、「許可」は「許しを得ること」、「を」は助詞、「いただき」は「もらう」の謙譲語「いただく」の連用形、「ます+よう」は「希望の意を込めて遠回しにする語」、全体で「人や物を使う許しをもらえるよう」の敬語表現になります。
「使用の許可をしていただきますよう」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「使用の許可をしていただきますよう」は、会社・組織の所有物である人材や備品、施設などを使う為にお願いする時に使われます。
申請書などがある場合は事前に作成しておきましょう。
後にお願いする言葉を続けて使われることがほとんどですので、丁寧な表現を心がけましょう。
「使用の許可をしていただきますよう」の正しい文章表現
「使用の許可をしていただきますよう」の正しい文章表現は以下の通りです。
・『使用をご承認いただけますと幸いです』
お願いする表現のうち、より相手をうやまう表現のひとつを紹介します。
「ご承認」の「ご」は尊敬語の接頭辞、「承認」は「よしとして認めること」、「いただけ」は「いただく」の可能形・仮定形、「幸いです」は「〜とありがたい」の丁寧語、全体で「使うことをよしとして認めてもらえるとありがたい」の敬語表現になります。
「使用の許可をしていただきますよう」を使った例文
「使用の許可をしていただきますよう」を使った例文は以下の通りです。
・『役員会議室使用の許可をしていただきますようお願い申し上げます』
・『楽客用に駐車場使用の許可をしていただきますようお願い申し上げます』
・『ノートブック使用の許可をしていただきますようお願い申し上げます』
「使用の許可をしていただきますよう」の類語や言い替え
「使用の許可をしていただきますよう」の類語や言い替えは以下の通りです。
・『使用をお許しいただけますよう』
・『使用させていただきたく』
・『使用を許可していただけますよう』
まとめ
今回は「使用の許可をしていただきますよう」について紹介しました。
意味や使い方を覚えておき、いざという時に正しく使える様にしておきましょう。