「信条としております」とは?
ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈していきます。
「信条としております」とは?
「信条としております」とは、ビジネスメールや敬語での会話などにおいて「もっとも大切にしております」または「固い信念を持っている次第でございます」などという意味合いで使われている表現です。
「自身が堅く信じて守っている事柄」を示す「信条」という語は、ビジネス上では「仕事を進める上での自らの考え方」などを指して使われており、上記のフレーズを用いる際には併せて信条としている事柄についても併記しておく必要が出てきます。
「信条としております」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「信条としております」とは、「これだけはけっして譲るわけにはいかないと存じます」ないし「堅く信じて常に留意していることがございます」などという意味合いで使われている表現です。
ビジネス関係者や事業担当者などへ向けて、自分自身や自社などにおける業務上の主義や方向性などについて伝えることができる文言で、「あることを信条としているが故に対応できることとできないことがある」旨に言及することができる言い回しです。
「信条としております」を使った例文
・『弊社は何よりもまずお取引先さまやお客さまに幸せになっていただくことを第一の信条としております』
・『仕事に取り組む上では、どんな状況においても絶対にあきらめないことを自身の信条としております』
「信条としております」の類語や言い替え
・『ポリシーとさせていただいております』
・『絶対に譲れない事情がございます』
・『堅く信じて守り続けている次第でございます』
まとめ
「信条としております」とは、ビジネスメールや敬語での会話シーンなどにおいて「方針として掲げております」などという意味合いで使われている表現です。
このフレーズを使用する際にはもっている意味やニュアンスなどをしっかりと理解した上で、その時の場面や状況などに応じてうまく使いこなしましょう。
