仕事を進捗させるにあたっては、打ち合わせが重視されています。
その時に「先日のお打ち合わせでは」と、過去の話し合いについて取り上げることもあります。
この表現の意味や、正しい使い方などについて確かめてみましょう。
「先日のお打ち合わせでは」とは?
お仕事を円滑な形で進めるための会合である「打ち合わせ」を、近い過去に行ったことについて話題にする時の表現です。
「先日のお打ち合わせでは」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
仕事の打ち合わせは、業務を円滑とする目的で情報を交換したり、進め方を話し合うことです。
直近の過去に打ち合わせを行ったことについて、話題に取り上げる時に、「先日のお打ち合わせでは」を用いることになります。
これを使う場合は、その打ち合わせではどうだったかについて話す必要があるでしょう。
同時にそれを踏まえて今回や次回はどうするのかを付け加えることもできます。
「先日」は近い過去のことですが、短ければ数日前、長ければ1ヶ月前まで使用可能です。
ただし1ヶ月以上前の打ち合わせについては、先日は適切ではありません。
「先日のお打ち合わせでは」を使った例文
・『先日のお打ち合わせではお茶と和菓子がございませんでしたが、今回はご用意させていただきました』
・『先日のお打ち合わせでは互いの状況確認ができましたので、今度は具体的な内容を話し合いましょう』
「先日のお打ち合わせでは」の類語や言い替え
「先日のご会合では」は、集まりや打ち合わせのことを表す「ご会合」を使った表現です。
「先日の話し合いでは」は、会議の意味を持つ「話し合い」を使って似たような意味合いとしています。
「先日のミーティングでは」は、話し合いの意味を持つカタカナ語「ミーティング」を使った表現で、他の言い方よりもカジュアルな印象とすることができるでしょう。
また先日については「前回」とすれば、以前の回を表すことができます。
「数日前」「この間」「以前」などに言い換えることも適切です。
まとめ
以前に仕事の準備的な話し合いを行ったことを話題にする時に、「先日のお打ち合わせでは」を用いるのでした。
これを言う時には、その時にどうだったか、次回はどうするかなどを合わせるのが良いです。
また「先日」は1ヶ月以上前には当てはまらないことに留意してください。
言い換えるならば「先日の話し合いでは」などを使ってみるのも適切です。
