ここでは「先程お電話させていただいた件につきまして」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。
「先程お電話させていただいた件につきまして」とは?
「先程お電話させていただいた件につきまして」は、文字通り、このように使う前に一度電話をしていて、その時に話した件について、という意味になります。
「お電話させていただいた〜」と使っているので、自分から電話を掛けた件が対象になり、再び掛けた電話の中だけでなく、別の連絡手段で用いても構いません。
よって、前に電話をした件についてメールをする時にその中で使うことも多く、それについてこのようになったなどという内容を伝えるために用いられます。
よって、口語、文章を問わず使われており、主にビジネスシーンでこれより電話した件に関して何かがあった場合に用いる表現です。
「先程お電話させていただいた件につきまして」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この「先程お電話させていただいた件につきまして」は、「先程」としていることから、その日のうちに電話をした件について使われます。
翌日になってしまうと、この表現ではおかしくなってしまうため、当日にしか用いることができません。
そして、先の電話が午前中であれば午前中、午後なら午後というタイミングで使うのが一般的です。
午前中に電話をした件でこの表現を用いて午後に「先程お電話させていただいた件につきまして〜」と使えなくもありませんが、その時には2〜3時間程度の間しか空いていないような場合でないと、あまり適さない表現となってしまうので注意してください。
「先程お電話させていただいた件につきまして」を使った例文
・『先程お電話させていただいた件につきまして、1つ訂正させていただきたい点がございます』
・『先程お電話させていただいた件につきまして、上よりゴーサインが出ましたのでご連絡させていただきます』
「先程お電話させていただいた件につきまして」の類語や言い替え
・『先程ご連絡させていただいた件につきまして』
「ご連絡」とすると、その日のうちに電話をした場合以外に、メールでの連絡を行っているという時にも使うことができます。
よって、「お電話」とした元の表現を内包しているため、こちらだけを覚えておけば問題なく、ビジネスシーンでよく用いられている表現です。
まとめ
「先程お電話させていただいた件につきまして」は、このように使うより前に掛けた電話について、という意味になります。
それが午前中から午前中、午後なら午後に用いるのが一般的ですが、それほど間を空けずに使う場合はその限りではありません。