「公私共にお世話になりました」とは?仕事の上での会話やメール文におけるこの語句の使用方法や例文を徹底した解釈で以下に詳しく説明します。
「公私共にお世話になりました」とは?
このフレーズの「公私共に」とは「仕事においてもプライベートにおいても」「公的場面でも私的場面でも」といった意で、公的・私的どちらの場面でも同じ対応で支援してくれたり、仲良くしてくれたことを伝える際に用います。
なお、「公私ともに」と「とも」を平仮名で書く場合もあります。
「公私共にお世話になりました」の仕事の上での会話やメール文における使用方法や、使うときの注意点
このフレーズの「公私共に」は「公私共にご多忙のところ」や「公私共に頑張ります」「公私共に充実しています」といったように使います。
このフレーズは、「仕事でもプライベートでもお世話になったこと」を感謝の気持ちとして言い表わしたものです。
会社の上司や先輩への挨拶や年賀状などでよく使われています。
この言い回しを使う相手は仕事でもプライベートでも関係のある人に限定しての使用になります。
公私のどちらか一方のみの付き合いの場合はこのフレーズを使うと違和感を感じますので注意しましょう。
「公私共にお世話になりました」を使った例文
・『平素より、公私共にお世話になりました』
・『公私共にお世話になり、深く感謝しております』
「公私共にお世話になりました」の類語や言い替え
このフレーズの類語・言い替え語として、ほぼ同じ意味合いの「仕事・プライベート両面で」「ビジネス・プライベートの双方で」が使われることが多いようです。
また、「公私混同」という熟語もあります。
本来は公私を共にすることを否定的な意味合いで使う言葉でしたが、近年は肯定的な意味で使われることもあります。
まとめ
このフレーズは、仕事でもプライベートでもお世話になるようなとても近しい関係者に対して使うことが多い言い回しです。
公私でお世話になるほど大切な人だ思われるため、心から感謝の気持ちを伝えましょう。