「内定をいただく」は相手の会社から内定を貰ったことを丁寧に表す時に使う言葉です。
今回はこの「内定をいただく」について詳しく説明していきます。
「内定をいただく」とは?
「内定をいただく」とは相手の会社から内定を貰ったことを丁寧に表す言葉であり、お礼のメールや電話における会話で使うことが可能です。
この言葉に使われている「いただく」は「頂く」と書く言葉であり、貰うの謙譲語や食べるの謙譲語として使われています。
特に食べるや飲むという意味の「いただく」は基本的に謙譲語として使われており、尊敬語としての意味は間違いになります。
「いただく」をさらに丁寧にした言葉には「いただきます」があり、こちらは食事の時に使うことで有名です。
「内定をいただく」をさらに丁寧にした言葉は「内定をいただきました」になります。
「内定をいただく」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「内定をいただく」は基本的に面接に受かった会社やその担当者に対して使う表現であり、謙譲語として使うのが基本になります。
これに対して「内定をもらいました」は丁寧な表現であり、友人や同僚、知り合いなどに事実を伝える時に使うことが可能です。
「内定をいただく」を使った例文
・『複数の会社から内定をいただくことになりましたので、どこの会社にするか非常に迷っています』
・『ご縁があって内定をいただくことになりましたので、ぜひよろしくお願いします』
「内定をいただく」の類語や言い替え
「内定をいただく」は基本的に相手の会社を敬う時に使う謙譲語であり、仕事の場面ではこの表現がよく使われています。
「内定」の言い換え語には「確定」や「本決まり」、「既定」があり、これらは就職以外における物事が決まったことを表す時に使うことが可能です。
就職する際の「内定」は「入社する」という表現に言い替えることが可能であり、こちらは実際に働き始めた時にも使われています。
まとめ
「内定をいただく」は謙譲語として使われる言葉であり、受かった会社を敬う時に使います。
「内定」は仕事の場面ではこのまま使うことが可能であり、「ご内定」という表現はあまり使いません。
