「円滑に進むように」とは?
ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど、分かりやすく解説していきます。
「円滑に進むように」とは?
「円滑」は「えんかつ」と読み、物事が滑らかですらすらと滞りなく進むことを願う言葉です。
主に会議の進行やプロジェクトの進捗などに使用される言葉で、「順調に進むように」と同じような意味となります。
ただし、「順調」は予定していた通りに進められるように、というニュアンスになり、「円滑」は問題なくスムーズに進むように、という違いがあります。
英語の「スムーズ」は「円滑」とほぼ同じ意味となり、現代ではこちらの表現の方が一般的になっていますが、畏まった席では「円滑」を使用した方が礼儀正しい印象になります。
「円滑に進むように」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
それでは、ビジネスで「円滑に進むように」を使用する場合、どのような使い方になるでしょう。
たとえば、あなたが新製品の発表会で司会進行役を任されたとします。
その際、「会が円滑に進むように、発表中は携帯電話の使用や私語はお控えください」と注意事項を呼び掛ける時などに使用します。
「円滑に進むように」を使った例文
・『話し合いが円滑に進むように保険会社に連絡してください』
・『仕事が円滑に進むように資料整理などの準備をお願いします』
・『会議が円滑に進むように努めてまいります』
「円滑に進むように」の類語や敬語での言いかえ
たとえば「スムーズに進むように」や「順調に進むように」「滞りなく進むように」などに言いかえできます。
他「予定通りに進められるように」「つつがなく進むように」や、カジュアルな表現として「さくさく進むように」なども使えますので相手とシーンによって使い分けましょう。
まとめ
このように「円滑に進むように」は、物事が滑らかですらすらと滞りなく進むことを願う言葉です。
ビジネスでもプライベートでも使える言葉ですので、覚えておくとよいでしょう。