正しい意味を知っていると、ビジネスの達人になれます。
「再度、お礼を申し上げます」の意味と使い方を見ていきましょう。
「再度、お礼を申し上げます」とは?
この場合の「再度」は「さいど」と読みます。
「再びの度」とあらわすように、2回目のことをいいます。
2度目をあらわす「両度」という表現がありますが、ほぼ同じ意味合いがあります。
また「お礼を申し上げます」は感謝の気持ちをあらわすフレーズ。
「繰り返しになりますが、感謝の気持ちをお送りします」という訳があります。
「再度、お礼を申し上げます」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
時機を改めて、お礼を伝えることがあります。
1回だけでは足りなく、繰り返しお礼したいという時の表現が「再度お礼を申し上げます」にあたります。
「再度」には2回目という意味があるので、過去にしたお礼をもう一度伝える際に用いていきましょう。
一方で「再度お礼」という言い回しは、ビジネスシーンではあまり用いない言い方です。
事務的に聞こえてしまうこともあるので「改めて」や「重ねて」を用いて「重ねてお礼申し上げます」としても良いでしょう。
「再度、お礼を申し上げます」を使った例文
・『その節はお世話になりました。お礼を申し上げます』
・『先日は遠方までありがとうございました。お礼を申し上げます』
「再度、お礼を申し上げます」の類語や言い替え
似ている表現に「遠路はるばる、ありがとうございました」があります。
「遠路はるばる」は「遠路遥々」と書くこともでき、遠い距離をあらわします。
長い時間をかけてやって来てくれたという意味があり、遠方のお客様をもてなす言い方です。
「遠路遥々お越しいただき、ありがとうございました」と使います。
言い替えの表現に「厚くお礼申し上げます」や「その節はありがとうございました」があります。
まとめ
「お礼を申し上げます」を解説しました。
気になる表現を適切に学んで、敬語の達人を目指していきましょう。
