「出来かねる状況です」とは?
ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど、分かりやすく解説していきます。
「出来かねる状況です」とは?
「出来かねる状況です」とは、あなたが何かの理由でできないということを説明したい場面で使用できる言葉です。
「出来かねる」とは「出来る」と「しかねる」を組み合わせた言葉で「したい気持ちはやまやまだが理由があってできない」という意味になります。
そこに「現在のありさま」を説明する「状況です」を合わせ「ある理由があってすることができないありさまです」という断りを表す言い回しになります。
「出来かねる状況です」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
それでは、ビジネスで「出来かねる状況です」を使用する場合、どのような使い方になるでしょう。
たとえば、あなたの部署の予算計画がオーバーしそうになり、増額できないか経理に交渉したいとします。
その際、「予想以上の資材高騰のため、現在の予算では対応出来かねる状況です」のように説明するとへりくだりつつ現在の状況を伝えることができます。
「出来かねる状況です」を使った例文
・『すでに満員となりましたので予約は出来かねる状況です』
・『在庫切れのため追加は出来かねる状況です』
・『ご説明いただいた経緯ですと返金は出来かねる状況です』
「出来かねる状況です」の類語や敬語での言いかえ
たとえば「出来かねる」は「いたしかねる」「お役に立てない」「見送らざるを得ない」、また「状況です」は「次第です」「状態です」のように言いかえできます。
また「〜という理由によりお断りせざるを得ません」「〜という状況でいたしかねます」といった言い回しも使用できますので相手やシーンによって使い分けると良いでしょう。
まとめ
このように「出来かねる状況です」は、あなたが何かの理由でできないということを説明したい言葉です。
ビジネスでもプライベートでも使える言葉ですので、覚えておくとよいでしょう。
