ここでは「初対面」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。
「初対面」とは?
「初対面」は、初めて会うという意味になる言葉です。
それまでに全く面識がなく、今回会うのが初めてだという場合に使われるもので、「この中で彼とは初対面です」などと使われます。
この場合はその彼と表現される人物とは今までに会ったことがないと言っており、これ以外の使い方はないため、特に難しいことは何もない言葉です。
口語、文章のどちらでも使うことができ、口語の場合、「しょたいめん」、もしくは「はつたいめん」と発音されます。
そのどちらでも間違いではなく、後者の「はつたいめん」は文献などによっては間違いだとしていることがありますが、そのようなことはないので、そちらで使っても何も問題はありません。
「初対面」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この「初対面」は、顔を合わせるのが初めてだという意味で使う言葉です。
よって、それまでにメールやSNS上ならやりとりがある仲だったとしても、初めて顔を合わせる時には「初対面」になります。
そのような時には「彼とはネット上では知り合いだけど、リアルでは初対面だ」などと使われ、この「初対面」を使うことで、実際には会うのはそれが初めてなのだと分かります。
ビジネスでは他社の人間とそれまでメールでしかやりとりがなかった場合に、「お会いしたことはなく、今回が初対面です」などと使うことがあり、プライベートのシーンでも「初対面なので緊張した」のように、場面を問わず初めて顔を合わせる相手であれば、この「初対面」だと表現できます。
「初対面」を使った例文
・『初対面の相手なので、うまく待ち合わせができるか心配だ』
・『彼女とは実際に会ったことはなく、今回が初対面です』
「初対面」の類語や言い替え
・『初顔合わせ』
「はつかおあわせ」と発音し、こちらも初めて会うという意味の言葉で、スポーツなどでは初めて対峙する相手という解釈で使われています。
そちらの使い方の場合、それまでに面識があっても構わず、対戦相手としては初めてだという解釈になります。
・『初見』
こちらは「しょけん」と発音し、初めて見るという意味で使われます。
目に見える物や何かの現象について使われることが多いですが、人に対して用いることもでき、「あの人とは初見だ」のように使うことがあります。
まとめ
「初対面」は、初めて会う相手だと表現するための言葉です。
それ以外の使い方はなく、ビジネスでもよく見聞きする言葉で、口語で使う時には「しょたいめん」、「はつたいめん」のどちらでも構いません。