「別便にてお送りいたしましたので」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「別便にてお送りいたしましたので」とは? ビジネス用語

この記事では「別便にてお送りいたしましたので」について解説をします。

「別便にてお送りいたしましたので」とは?意味

あるものとは別の郵便や宅配便で届くようにしたので、という意味があります。

「便」は、人・荷物・手紙などをある場所に届くようにすることをいいます。

「別」は一緒でないことです。

つまり、「別便」はあるものとは一緒ではない郵便や宅配便という意味になります。

「にて」は手段・方法を表す語です。

「お送り」「送る」の連用形の「送り」「お」をつけています。

動詞の連用形に「お」をつけて、その後に「いたします」を添えた形で、謙譲の意を表します。

「ので」は後に伝える事柄の原因・理由・根拠などを表すものです。


「別便にてお送りいたしましたので」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

この言葉は、あるものとは別に何かを送ったときに用います。

たとえば、A資料を郵便で送るとします。

これとは別に、B資料もあります。

A資料とB資料は別々に送ることにしました。

そのようなときに「A資料とは別の郵便でB資料を送る」という意味でこの言葉を用います。

あるものとは別に送るとき、それを伝えておかないと「○○が届いていない」と相手が困惑してしまう可能性があります。

一緒の封筒や段ボール箱に入っていると思っていたのに、そのものがないと驚くことでしょう。

しかし、別便で送ると伝えておけば、あるものが封筒や段ボール箱の中に入っていなくても、これとは別の封筒や段ボール箱が届き、その中に入っていると理解できます。

一通ではなく二通や三通で送ると伝えておけば、一通目ではあるものが届いていなくても、二通目や三通目で届くとわかり、混乱を防げるのです。


「別便にてお送りいたしましたので」を使った例文

・『別便にてお送りいたしましたので、ご確認をお願いします』

「別便にてお送りいたしましたので」の返答や返信例

この後には「確認してください」という意味の言葉が続くことが多いです。

その場合は「わかりました」の意を伝えるとよいでしょう。

荷物や郵便が届いたときには「受け取った」と連絡をします。

連絡をしないと「届いただろうか」と送った側に心配をかけさせてしまいます。

また、送ってくれたことへのお礼を伝える必要もあるので連絡をしましょう。

届かないときには、他の部署の荷物に紛れていないかなど確認をしてください。

まとめ

この言葉は、あるものとは別の便で送ったと伝えるものです。

このように伝えておけば別便の存在を知ってもらえて、荷物の受け取りの際の混乱を防げます。

いくつかの便で送るときには、あらかじめ伝えておきましょう。

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