この記事では、ビジネスシーンでよく使われるフレーズの「厳しい暑さが続きます」について、その意味や使い方や敬語表現を徹底解説します。
「厳しい暑さが続きます」とは?
「厳しい暑さが続きます」のフレーズにおける「厳しい」とは、「気象条件が並外れていること」を意味する言葉で「激しい、ひどい」と同義です。
次の「暑さ」は言うまでもなく「気温が高いこと」を意味する言葉です。
そして最後の「続きます」は「続く」に丁寧語の「ます」が付けられたものです。
したがって、「厳しい暑さが続きます」のフレーズは「ひどい気温が高い状態が続く」との意味の丁寧な表現です。
「厳しい暑さが続きます」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「厳しい暑さが続きます」は、暑中見舞いや盛夏に出されるメール等の締めの挨拶文で使われるフレーズです。
例えば、暑中見舞いでは、最初に「暑中お見舞い申し上げます」と、お見舞いの言葉が記され、次に「暑さ厳しき折、いかがお過ごしでしょうか」や「暑さ厳しき折、皆様お元気にお過ごしでしょうか」等と、相手の方が元気に過ごしているかを尋ね言葉が添えられた時候の挨拶が続けられます。
そして自分の様子などを少し綴り、最後にこのフレーズを使って、「今後もしばらく厳しい暑さが続きますが、体調を崩されませんようお祈りいたします」等の結びの挨拶文で締められます。
この結びの挨拶文では、「厳しい暑さが続きます」のフレーズの様に、これからの時候に触れ、その後ろに逆接の接続詞の「が」を付けて、相手の方の体調や健康を気遣う言葉へと繋げる文章構成がよく取られます。
このフレーズを使った結びの挨拶文は、暑中見舞い以外の手紙やメールの最後に使われることも少なくありません。
「厳しい暑さが続きます」を使った例文
・『これからもまだまだ厳しい暑さが続きますが、ご自愛くださいませ』
・『今後もしばらく厳しい暑さが続きますが、体調など崩されませんようご留意ください』
・『厳しい暑さが続きますが、夏風邪など召されませぬように』
「厳しい暑さが続きます」の類語や言い換え
「厳しい暑さ」の類語としては「激しい暑さ」や「ひどい暑さ」や「猛暑」や「酷暑」等が挙げられます。
したがって「厳しい暑さが続きます」のフレーズは、「激しい暑さが続きます」や「ひどい暑さが続きます」や「猛暑が続きます」や「酷暑が続きます」等と言い換えることが出来ます。
まとめ
「厳しい暑さが続きます」のフレーズは「ひどい気温が高い状態が続く」との意味の丁寧な表現です。
暑中見舞いで、このフレーズの後ろに逆接の接続詞の「が」で繋ぎ、相手の方の体調や健康を気遣う言葉を添える形で、結びの挨拶文として使われます。
