「厳重に注意を払ってまいります」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「厳重に注意を払ってまいります」とは? ビジネス用語

この記事では「厳重に注意を払ってまいります」について解説をします。

「厳重に注意を払ってまいります」とは?意味

厳しく気をつけていきます、という意味です。

「厳重」には、いい加減ではなく、厳しい態度で物事に対することという意味があります。

曖昧なものが許されない厳しいさまをいいます。

「払っ」「払う」のことで、心を向けたり注いだりするという意味です。

「まいり」「まいる」のことで、「行く」の謙譲語・丁寧語になります。

「ます」は敬意を表す語です。


「厳重に注意を払ってまいります」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

この言葉は、いい加減な態度が許されない状況のときに使用をします。

厳しい態度で臨みますという自分の態度を表しています。

食品への異物混入のことで説明をします。

ある食品企業が製造している商品に異物が混入していました。

このことで多くのお客さまには不快な思いをさせてしまったことでしょう。

今後は同じようなことが起こらないように、非常に注意をしていかなければなりません。

いい加減な態度で食品の製造をしていては、また同じ事柄を起こしてしまう可能性があります。

今までもいい加減な態度ではありませんでしたが、今後はさらに厳しい態度で物事に取り組んでいく必要があります。

そういった場面でこの言葉を使います。

この例の場合だと、まず謝罪をすることが大切です。

そして、謝罪の後に今後の対応としてこのような言葉を伝えます。


「厳重に注意を払ってまいります」を使った例文

・『○○に関して大変申し訳ありませんでした。厳重に注意を払ってまいります』

「厳重に注意を払ってまいります」の返答や返信

謝罪をしている場面であれば、許しを与えることができるのか、できないのかを伝えます。

自分が気にしていなかったとしても、許しを与えられるならば言葉を伝えましょう。

何も伝えずにいると、怒っている、許してもらえていないと思われてしまう可能性があります。

具体的に注意をして欲しいことがあれば、その事柄を伝えてみてください。

まとめ

この言葉は、厳しい態度で注意をしていくさまを伝えるものです。

いい加減な態度が許されないときに、このような言葉が使われます。

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