ここでは「参上できず」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。
「参上できず」とは?
「参上できず」は、どこかに行くことができなかったことを詫びるために用いる表現になります。
例えば、「当日は参上できず、申し訳ありませんでした」といったような使い方になり、この場合、その日に行くことができなかったことを申し訳ないと伝えています。
過去のことについて用いる表現で、その時に行くつもりだったがそうはできなかったという使い方に限定されるため、先に挙げた例のように用いることがほとんどになります。
「参上できず」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この「参上できず」は、前述したように、使い方が限られている表現です。
そのため、主としてそうはできなかったというお詫びにしか用いることができませんが、「あの時はすぐ参上できず、申し訳ありませんでした」のように、行ったものの、すぐには行けなかったといった使い方をすることもでき、「参上できず、申し訳ありませんでした。
次回は必ず伺いますので〜」などと、次はそういったことがないようにと用いる例もよく見られます。
「参上できず」を使った例文
・『先週の会合に参上できず、ご迷惑をお掛けいたしました』
・『前回は時間までに参上できず、大変失礼いたしました。以後、このようなことがないよう十分に気をつけます』
「参上できず」の類語や言い替え
・『駆けつけることができず』
このように言い替えても意味はほとんど変わりません。
「前回は駆けつけることができず〜」や「時間までに駆けつけることができず〜」といったように、そのまま言い替えることができ、こちらの方がそれに行こうとしていたという意味が多少ですが強くなることから、本当に(時間通りに)行きたかったが、何かしらの理由からそれができなかったといった使い方をする場合に適している表現になります。
まとめ
「参上できず」は、どこかに行けなかったことのお詫びとして使われています。
それができなかったという意味になり、「申し訳ありませんでした」のような直接の謝罪になる文言を続けて用いますが、それだけでなく、「次回は必ず〜」などと、この次こそ、といった使い方をすることも多いです。
