「取り込んでおります」とは?仕事の上での会話やメール文におけるこの語句の使用方法や例文を徹底した解釈で以下に詳しく説明します。
「取り込んでおります」とは?
このフレーズの「取り込んで」は動詞「取り込む」がベースとなった言葉ですが、「取り込む」には「(洗濯物など)外に出しているものを中に入れること」「人をまるめこんだり、取り入ること」「(不意の出来事や火急の用などで)忙しくて落ち着かない状態になること」などの意味があります。
ここでは、ビジネスシーンでよく使われる「忙しくて落ち着かない様子」を表わす言葉として説明します。
このフレーズは分りやすく言うと、「(ただいま)ごたごたしています」といったように忙しい状態を伝える言葉です。
「〜おります」は「〜います」と同じ意味ですが、ビジネスシーンでは自分をへりくだって相手を敬う「〜おります」を使うのが一般的です。
「取り込んでおります」の仕事の上での会話やメール文における使用方法や、使うときの注意点
このフレーズを使うようなケースは、不意の出来事や火急の用事でバタバタしている状態のため、相手から何か用事があって訪ねてきたり電話があったりしても対応が難しい状況の場合があります。
そのような時に多忙を理由に、このフレーズを使用してお願いごとなどを断る場合に用います。
忙しいからといって、ダイレクトに「できません」などと強く拒絶すると、相手の印象が悪くなります。
そのため、このフレーズを使うと柔らかくお断りすることが可能です。
「取り込んでおります」を使った例文
・『ただいま取り込んでおりますので、後ほどご連絡をお願いします』
・『ただいま取り込んでおりますので、明日こちらからご連絡いたします』
「取り込んでおります」の類語や言い替え
このフレーズの類語や言い替え表現について以下に紹介します。
一例として挙げると、「立て込んでおります」「慌ただしくしております」「バタバタしております」「手が離せない状況です」「予定が詰まっております」などがあります。
どれも似たようなフレーズですが、微妙にニュアンスは異なりますので、場面に応じた適切なフレーズを使ってください。
まとめ
このフレーズは、忙しすぎて十分な対応ができないため、依頼ごとなどを断る際に使用します。
