講義などの話題になった時には、「受講しております」と口にする機会もあるかもしれません。
研修やセミナーなどの経験にも関わるこの表現の、適切な使い方や言い換えなどを確かめてみましょう。
「受講しております」とは?
知識や技術を高める目的で講習などの授業を受けていることについて、相手に丁寧に伝える時の言葉です。
「受講しております」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
世の中には社員研修、大学の授業、セミナー、通信教育などのように、指導者から学び取る機会が多々あります。
それらを受講することは、自分の知識や技術を高められたり、単位を取得しクラスアップすることにも結びつく行動です。
話す相手とそんな講義などの話題になった時に、自分の受講経験を伝える目的で「受講しております」と口にする機会があります。
そのためこの言葉を用いる場合には、実際に受講の経験があることが条件です。
「受講しております」を使った例文
・『ちょうど昨日から、新入社員研修を受講しております』
・『新たな資格を取得するために、仕事の後に講座を受講しております』
「受講しております」の類語や言い替え
「聴講しております」は、講義を聴くことを表している「聴講」を使って、受講と似た意味になる丁寧な表現です。
「拝聴しております」は、人の話を聴くことをへりくだって言う「拝聴」を用いた言い方になります。
「傾聴しております」の場合は、相手に耳と心を傾け、共感しながら聴く意味がある「傾聴」を用い、うやうやしい印象になる表現です。
「受けております」は、応じたり取り入れる意味の「受ける」を使い、簡易に表す言い方になります。
まとめ
何かの種類の授業を受けていることを相手に伝える時の言葉が、「受講しております」なのでした。
これを用いるには、実際に受講していることが条件です。
言い換え語としては、聴講や拝聴などを使う形が好ましいと考えられます。