「合っていますか」とは?
ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈
「合っていますか」とは?
「合っていますか」とは、ビジネスの場において「現在における状態は正しいと言えるでしょうか」または「理解している内容に誤りなどはございませんでしょうか」などという意味合いで用いられている言い回しです。
ビジネス上では、自社の営業担当者と取引先や顧客などの代表者との間で業務における数多くのやり取りや調整などが行われていますが、その流れの中で相手に対して「双方の認識は合っておりますでしょうか」ないし「勘違いしている点などはありませんか」などというニュアンスで使用されており、自社と先方における考え方や理解度などについて一致しているか否かについて尋ねたい場合などに用いられています。
「合っていますか」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「合っていますか」とは、「両者の把握している内容にズレなどはありませんでしょうか」または「お互いが描いているイメージや着地点などは合致しておりますでしょうか」などという意味合いで用いられている表現です。
ビジネス上では自社と取引相手の企業などにおける業務上の相違点や方向性などを擦り合わせながら調整を行っていくのが一般的とされていますが、その中で相手に対して、両方の理解している内容について勘違いなどはないか、または齟齬(そご)などはないかどうか確認したい場合などに用いられている言い回しです。
また、合っていれば問題はありませんが、万が一合っていなかった場合には、まずは両者の思いや意見などを合わせてから、次のステップに進めていく必要があります。
「合っていますか」を使った例文
・『新しい販売店で取扱っている商品における問題点につきましては、御社と弊社において双方の認識は合っています(でしょう)か』
・『正式にお申込みいただきましたお客さまの氏名は、以下の漢字で合っていますか』
「合っていますか」の類語や言い替え
・『合意いただいておりますでしょうか』
・『間違いや誤りなどはございませんでしょうか』
・『同じ案件ということでよろしいでしょうか』
まとめ
「合っていますか」とは、ビジネスの場において「お互いがイメージしている内容に差などはございませんでしょうか」などという意味合いで使われている表現です。
このフレーズを使用する際にはもっている意味やニュアンスなどをきちんと理解しながら、その時の場面や状況などに合わせてうまく使いこなすようにしましょう。