「同人」という言葉をアニメやマンガ関係の用語だと思う人もいますがそうではありません。
ビジネス用語の「同人」はどんな意味がありどのように使う言葉なのでしょうか。
「同人」とは?
「同人」とは、「同じ趣味の仲間」という意味で使われているビジネス表現です。
同じ趣味を持つ人たちの集まりを表す言葉で、本来は集まって一緒に活動したり活動の成果として作品を制作したりすることを意味します。
現代では意味が変化しており「趣味で作られた商業目的ではないもの」といったビジネス目的ではないことを強調する意味で使われている言葉です。
趣味で作られた本を「同人誌」といいますが、それにならい「同人グッズ」「同人アニメ」「同人映画」などさまざまな作品が制作されています。
このような使い方ではビジネス目的で作られたプロの作品を指す「商業」の反対語に「同人」が位置付けられています。
「同人」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
本来の意味での「同人」は趣味や楽しみを目的とした活動を指すものであり現在主流になっている意味合いとはかなり異なります。
既存のキャラクターや作品を下敷きにした二次創作だと考える人もいますが「同人」には当然オリジナル作品も含まれます。
「同人」は今だとかなり存在感が高まり一般の店舗でも取り扱っていますが一昔前まで表舞台にはほとんど上がらないマイナーな存在でした。
「同人」という言葉にアングラなイメージを持つ人もいるので注意してください。
「同人」を使った例文
・『同人集団だが技術はプロ並みだ』
・『大好きな作品の同人誌を作る』
・『同人作品を取り扱う店が増えてきた』
「同人」の類語や言いかえ
本来の意味での「同人」と同じ意味を持つ言葉としては「同好の士」「趣味仲間」「ファン友達」などがあります。
ビジネス目的ではないものを表す場合は「インディーズ」「自主制作」「非商業」などが近い意味合いです。
まとめ
「同人」はアニメやマンガだけの言葉ではありません。
本来はもっと幅広い意味で使われる言葉なので覚えておきましょう。
