この記事では、「同様のミスを繰り返すことがないよう」の使い方について分かりやすく説明していきます。
「同様のミスを繰り返すことがないよう」とは?
「同様のミスを繰り返すことがないよう」は、今回起きたミスと同じようなミスは、二度としないよう心掛けることを伝える丁寧な表現です。
「同様」は「同じ、またはほとんど同じであること」という意味、「繰り返す」は「同じことをもう一度、または何度もする」という意味、「ない」は打消しの意の形容詞、「よう」は「様子」という意味、全体で、「同じミスが二度とない状態と同じにする」になります。
「同様のミスを繰り返すことがないよう」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「同様のミスを繰り返すことがないよう」は、こちら側のしくじりや過ちで問題が生じて、相手に迷惑をかけた時に使われます。
「ミス」は英語の「mistake」の省略形で、「間違い・誤り・失敗」という意味ですが、英語でしかも省略形ですので、謝罪の意味が薄くなります。
目上の人や社外の人には、きちんと日本語で伝える様にしましょう。
「同様のミスを繰り返すことがないよう」の正しい敬語表現
「同様のミスを繰り返すことがないよう」の正しい敬語表現は以下の通りです。
『同じ過ちを繰り返すことがないよう』
「同様の」は「ほとんど同じ」という意味も含まれますので、「同じ」と言い切り、「ミス」を「過ち」と日本語に言い換えています。
「同様のミスを繰り返すことがないよう」を使った例文
「同様のミスを繰り返すことがないよう」を使った例文は以下の通りです。
『同様のミスを繰り返すことがないよう早急に対策強化を進める所存でございます』
同じミスが起きない様に、ダブルチェックをしたり、システムを改善させたりするなど、対応することを表しています。
『同様のミスを繰り返すことがないよう管理を徹底してまいります』
責任者がしっかりとすることを伝えていますが、やや具体性に欠ける表現です。
「同様のミスを繰り返すことがないよう」の類語や言い替え
「同様のミスを繰り返すことがないよう」の類語や言い替えは以下の通りです。
『今後二度とこのようなことがないよう』
「ミス」「過ち」とはっきり表記したくない時に、「このようなこと」と代名詞が使われます。
『今後二度とご迷惑をおかけしないよう』
「こちらがミスすること」=「相手に迷惑をかけること」として使われています。
『今後二度と不手際を起こさぬよう』
「不手際(ふてぎわ)」は「ものごとを処理する方法が悪く、良くない結果になること」という意味です。
まとめ
今回は「同様のミスを繰り返すことがないよう」について紹介しました。
意味や使い方を覚えておき、いざという時に正しく使える様にしておきましょう。