「報われる」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「報われる」とは? ビジネス用語

おこなったことの返し、報いを伝えたい時もあるもの。

「報われる」の正しい使い方を見ていきましょう。

「報われる」とは?

受験やビジネスの参考書によく載っているのが「努力は報われる」というキャッチコピーです。

何気なく目にするものの、具体的な答えを求められると困惑する方が多いのではないでしょうか。

もともと「報い」「果報」をあらわします。

自分のしたことに比例して、返ってくるものをいいます。

そのため「報われる」という言い方は「苦労した分だけ、跳ね返ってくること」を指します。

棚ぼたとして偶然手に入れるものではなく、正しい努力や汗をかいた分だけ手に入るものを意味しています。

この場合は「可能」というニュアンスが付いているので、ポジティブなことがやって来ること、積み重ねた経験の上にいい結果がやってくる明るいフレーズを表現しています。


「報われる」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

苦労した分だけ手に入ることを指すので、運よくチャンスを掴んだ時には使用できないもの。

怠けていた日々を送っていたのに、偶然の産物でいいことを手に入れた際は用いないので、気を付けておきましょう。

がんばった結果として、良いことがやってきた例えとして用いていきましょう。

社内の朝礼で使うほか、新入社員研修やスピーチなど、周りの人の士気を上げたい時に用います。


「報われる」を使った例文

・『苦しい日々が続きますが、この努力は必ず報われます』
・『いつか報われる日を願って、日々業務に励んでいきましょう』

「報われる」の類語や言い替え

よく似た言い方に「花開く」「実を結ぶ」という、植物にまつわる言い方があります。

いずれも苦労という種をまいて、その上に満開の花や実がなるイメージをあらわします。

「下積みの期間を得て、ようやく花が開きました」「新人時代の苦労が実を結んで、社長に就任いたしました」と用いられています。

このほか言いかえの表現として「努力が実る」「苦は楽の種」そして「石の上にも三年」が挙げられます。

いずれも我慢すれば、いつかは成功できる明るい未来を指しています。

上手に活用してみましょう。

まとめ

「報われる」を解説しました。

明るい表現を取り入れて、ボキャブラリーの数を増やしてみてください。

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