「多くなってきています」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「多くなってきています」とは? ビジネス用語

ここでは「多くなってきています」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。

「多くなってきています」とは?

「多くなってきています」は、何かの状態として、または目に見える数や量などが増えてきているという意味になります。

前者で使う場合、「こういうケースも多くなってきています」といったような用い方になり、後者の意味になる「この製品の注文が多くなってきています」などの使い方でもよく見聞きします。

そのどちらとも解釈できる用い方もあり、例えば「今日から連休なので、さすがに人出が多くなってきています」のように使った時がそれにあたります。

この場合、状態と人の数の両方にかけて用いているという訳です。


「多くなってきています」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

この「多くなってきています」は、そうなってきていると言っていますが、それに関する具体的なエビデンスがない場合でも使える表現です。

よって、そう思っているというだけで用いることも少なくなく、誰かが前述の「こういうケースも多くなって〜」と使った時に、一時的にそのように見えただけで、本当に増えてきているという訳ではないかも知れません。

そのため、その信憑性についてはこのように使った側にも依るため、本当にそうなのかと先のエビデンスのようなものを求められる場合もままあります。


「多くなってきています」を使った例文

・『梅雨時なので、朝から雨が降っている日も多くなってきています』
・『この地域では過疎化に伴い、年々空き家が多くなってきています』

「多くなってきています」の類語や言い替え

・『増えてきています』
「多くなってきています」の意味そのものですが、こちらに言い替えて使うことも多いです。

どちらでもほとんど一緒ですが、人出のような対象に使う場合にはこの方が向いています。

また、量に対して用いる場合にもこの方が適していることがあるので、その場に応じてうまく使い分けてください。

まとめ

「多くなってきています」は、状態として増えてきている、または数や量などがそうなってきているという使い方をする表現です。

そのどちらも兼ねた用い方をすることもあり、口語、文章は問わず色々なシーンで使われています。

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