「多忙を極めております」とは?
ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈していきます。
「多忙を極めております」とは?
「多忙を極めております」とは、ビジネス上での会話やメールなどにおいて「現在のところ行うべき仕事や作業などに追われている状況でございます」または「いろいろと忙しくさせていただいております」などという意味合いで用いられている言い回しです。
普段から取引や商売などを行っている取引先や顧客、ないし同じ組織の上役や先輩などに向けて「行うべき任務をこなしていく上では、時間がいくらあっても足りない状況でございます」あるいは「時間的な余裕はまったくございません」などというニュアンスで使用されています。
「多忙を極めております」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「多忙を極めております」とは、「目の前にある膨大な量の職務や仕事などに注力させていただいております」ないし「他の業務を行うほどの時間的猶予はまったくない状態でございます」などという意味合いで使われている表現です。
任務や事業を執り行っていく中で、関係各所に向けて自身や自社などにおける大変忙しい状況を伝えたり、他のことにはまったく手をつけられない事情を分かってもらいたい場合などに使われている文言で、併せてこの先多忙な状況がどれぐらい続くのかなどについても分かりやすく示しておけば、相手にとってより分かりやすい内容として周知することができます。
「多忙を極めております」を使った例文
・『御社の販売店における改装オープンまであと数日となりましたが、売り場のレイアウト変更作業につきましては、多忙を極めております』
・『年始における新店オープンラッシュの時期が無事に過ぎましたが、引き続いて多忙を極めております』
「多忙を極めております」の類語や言い替え
・『大変忙しい時期が続いております』
・『繁忙時期も佳境に入っております』
・『行うべきことは山積みでございます』
まとめ
「多忙を極めております」とは、ビジネスの場において「沢山の仕事や作業などについて急いで終わらせる必要がございます」などという意味合いで使われている表現です。
このフレーズを使用する際にはもっている意味やニュアンスなどをきちんと理解した上で、その時の場面や状況などに応じてうまく使いこなしましょう。
