ここでは「大まかな日程」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。
「大まかな日程」とは?
「大まかな日程」は、大体このような感じだといった、正確にそうと決まった訳ではない日程のことです。
例えば、「大まかな日程としては、来月の3日から10日くらいで考えています」といったような使い方になり、まだ正確にそう決めた訳ではないが、概ね来月の3日から10日くらいで調整していると言っています。
このような、いつからいつまでといった用い方だけでなく、「大まかな日程ですが、初日は研修、2日目から4日目までが実技いった感じです」のように、決められた期間の中の予定を指して使うこともできます。
「大まかな日程」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この「大まかな日程」は、先のように、大体の日程でいつからいつまでの予定だといった使い方と、その期間内の大体の予定という用い方ができます。
どちらも確定しているものではないので、「大まかな」といった表現になっており、「大体の」と言い替えても問題のないことがほとんどです。
使う側からそうなっていると用いる場合と、「大まかな日程で構わないので教えていただきますか」といったようにそれを訊ねる使い方があり、後者でもいつからいつまで、またはその内容のどちらとしても用いられています。
「大まかな日程」を使った例文
・『○○の改修工事の大まかな日程が決まりましたので、以下にそれを記載します』
・『来月に予定されているキャンプですが、大まかな日程としてどのようにお考えですか』
「大まかな日程」の類語や言い替え
・『暫定の日程』
この「暫定」も、正式なものではなく、とりあえずのものだという意味になります。
よって、同様の使い方ができる表現で、「暫定の日程としては、以下のようになっています」などと言い替えに用いることができます。
こちらの方が少し堅い使い方になるので、ビジネスシーンではこう用いる方が向いている場合が多いです。
まとめ
「大まかな日程」は、正式なものではない、あくまで仮の日程だという意味で使われています。
いつからいつまでといった期間や、その期間内での予定に対して使うことができ、そうなっていると伝える、それで構わないので教えて欲しいと訊ねるといった用い方をされています。