「大丈夫かと存じます」とは?
ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈していきます。
「大丈夫かと存じます」とは?
「大丈夫かと存じます」とは、ビジネス上で使う会話やメールなどにおいて「問題はないと思っております」もしくは「現時点での状態で十分であると存じます」などという意味合いで使われている言い回しです。
取引や商売などを続けていく過程では、自社に所属している営業担当者が取引相手や得意先の代表者などと共に密に連絡を取りながら話を取りまとめていきますが、それらの流れの中で関係者に向けてこれ以上は対応する必要がない旨や特に障害などは発生していない旨などについて伝えることができる文言です。
「大丈夫かと存じます」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「大丈夫かと存じます」とは、「現況においては静観するべきであると存じます」あるいは「このまま進めていけば終わりは見えてくると考えております」などという意味合いで使われている表現です。
ビジネス上では複数の関係者と共に数多くの事案や案件などを取り扱っていきますが、毎日のように生じるコミュニケーションの場において先方に対して、今の状態や状況などについては特に問題とする点がないことや改めて措置を講じなくても大丈夫である旨についてお知らせすることができる言い回しです。
「大丈夫かと存じます」を使った例文
・『現在進行中の事業において発生してしまいました欠陥や不備などにつきましては、各担当者にて処置が済んでおりますので大丈夫かと存じます』
・『弊社直営の販売店舗付近にて発生しております暴風雨については、現在のところ小康状態のため大丈夫かと存じます』
「大丈夫かと存じます」の類語や言い替え
・『問題はないと存じます』
・『滞りなく進んでおります』
・『このままの状態で間違いないと思っております』
まとめ
「大丈夫かと存じます」とは、ビジネスシーンにおいて「まったく気にすることはございません」などという意味合いで使われている表現です。
このフレーズを使用する際にはもっている意味やニュアンスなどをきちんと理解した上で、その時の場面や状況などに応じて上手に使いこなしましょう。
