この記事では「大変うれしく存じます」について解説をします。
「大変うれしく存じます」とは?
非常にうれしい話し手の気持ちを表す言葉です。
「大変」は程度のはなはだしいさまを表します。
「うれしく」は、物事が自分の望むようになって満足であることをいいます。
また、相手から受けた好意へ感謝をしているさまという意味もあります。
「存じ」は「思う」「考える」の意の謙譲語です。
改まった気持ちを込めて丁寧にいうときに、「存じます」の形で使うこともあります。
「大変うれしく存じます」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、話し手の気持ちを伝えるために用います。
うれしいときであれば、さまざまな場面で使うことができます。
たとえば、贈り物をもらったときです。
贈り物をした側としては、受け取った人に喜んでもらいたいと思っています。
うれしい気持ちを伝えれば、贈った側としてもうれしいでしょう。
この例は、自分に対してあった事柄についての気持ちを表しています。
他人に対してあった事柄についての気持ちを表すこともできます。
たとえば、「体調が回復されたようで大変うれしく存じます」といった使い方です。
体調が回復したのは他人です。
この例の場合は、他人にあって出来事に対しての自分の気持ちを表しています。
口頭で伝えるときは態度も大切です。
人は言葉からだけでなく、表情や声のトーンなどからも感情を読み取っています。
暗い表情や小さな声ではうれしさが伝わらないので、なるべく笑顔ではっきりした声で伝えてみてください。
「大変うれしく存じます」を使った例文
・『○○をいただき、大変うれしく存じます』
「大変うれしく存じます」の返答や返信
何に対してうれしいのかによって返答の内容が変わります。
自分が贈り物をして喜んでもらえたなら、贈った側としてもうれしいでしょう。
その気持ちを伝えてみてください。
他人の体調が回復したことをうれしく思っているとします。
体調が回復した人が自分であれば、喜んでくれていることへ感謝を伝えるとよいでしょう。
まとめ
この言葉は話し手の気持ちを伝えるものです。
こういった前向きな言葉を伝えると、相手との関係を良好に保つことにつながります。