誰かに必要な知識などを教えてもらった時、「学ぶことができました」と言うことがあります。
職場の中でも使われることがあるこの言葉の、正しい用法や言い換えは何かを確かめてみてください。
「学ぶことができました」とは?
他者に教えて貰ったり、勉強をする意味がある「学ぶ」を用いて、人から知識や技能を学び取って身につけられたことについて、感謝を込めて表す表現です。
「学ぶことができました」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
学校や会社などの身近な場所では様々に学ぶ機会があり、自分に親身になって教えてくれる上司や先輩や先生がいます。
そうした教える側の組織や人から必要な知識や技能を学び取れた時や、何らかの学ぶ期間が終了したことに関わり、「学ぶことができました」と相手や関係者に伝えることになるでしょう。
ただし「学ぶ」の部分は敬語ではないので、目上に対しては尊敬語の形などに言い換える必要があるかも知れません。
「学ぶことができました」を使った例文
・『あの先生が指導をしてくれたおかげで、必要な知識を学ぶことができました』
・『一応学校で学ぶことができましたが、内容を忘れてしまいました』
「学ぶことができました」の類語や言い替え
「学ばせていただきました」は、人から知識などを伝えられて身についた時、謙虚な姿勢で相手に伝える言葉です。
「勉強になりました」は、学ぶことを表す「勉強」を用いて、相手から学び取れてありがたいことを伝える時の言い方です。
「参考になりました」は、他者の意見や行動を手本としてそれを足しにする「参考」を使って、似た意味になります。
まとめ
教えを受けたことが見についた場合に感謝を込めて述べる言葉が、「学ぶことができました」なのでした。
この形は敬語としては言葉が足りない場合もあるので、適切に言い換えることも必要です。
その場合は「学ばせていただきました」などを用いて行くのが良いでしょう。